樽で作るフレーバー [ワインに関する知識]

意外にワイン発酵に重要な役目をしているもの、といえば何が浮かびますか?
発酵する際に、樽を用いるところが多いかと思いますが、この樽が意外に重要なんです。
そしてその樽の中でも、オークという木材がとても注目を集めています。

たとえばシャルドネ。
ブルゴーニュの白ワイン用品種ですが、今では世界中で栽培されており、辛口の白ワイン用葡萄としては、最も高い人気を博しています。
ブルゴーニュを代表する辛口白ワイン「シャブリ」の原料としても有名ですね。

そこで米国ではよく、酸味を和らげるために、オーク材の樽を使うんだとか。

オークを使わず、普通の樽で発酵させるとシャルドネ種というものは柔らかなワインに仕上がり、フルーティな香りがするものです。
しかしオーク樽を使うと、年月を経るうちに、スモーク、バニラ、キャラメル、バター等の香りをかもし出すようになります。
フランス産にしろアメリカ産にしろ、オークの使用により、樽が焼き付けられた程度に合わせて最終的なフレーバーが決まるんだとか。

たとえば、シャルドネ・レゼルバ
これは選ばれた高品質の原料葡萄をフレンチオークとアメリカンオークの木樽で熟成させた高級ワインです。
フレンチオークで6ヶ月間樽熟成を行います。
艶のある明るいイエローで、リンゴやパイナップルなどのトロピカルフルーツを思わせる果実味が華やかで、樽熟成により、バタースカッチやバターのようなニュアンスが感じられます。

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